自社の建築士が、お客様のお家を診断して、計画を建てて改修のご提案をいたします。
リフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご紹介する建物（庫裡）は、約90年前の大正時代に商家として建てられ、戦後お寺に移築されたものです。
冬は寒さがこたえ、雨漏りが発生し、建物の傷みが進行していました。関係者の方々の愛着がひとしおであることから、新築ではなく大改修することになりました。
続きの広間
本堂と庫裡がつながる廊下
本堂と庫裡の全景
庫裡玄関
1階面積だけで100坪を越える建物を、ジャッキアップして、鉄筋コンクリートの基礎を作ります。
美しい中庭を楽しむ開放的な広縁の為、鉄骨の梁を使いました。
屋根瓦と外壁部分の外観のリフォーム
古民家の中にオシャレなキッチンをつくりました。外観はまるで新築のように美しく蘇り、三和土も新しく打ち直しいたしました。
※補強された基礎に建物が連結され、左官や塗装、畳も張り替えられ、きれいに修復されました。
玄関は今までの雰囲気を残しました。
やわらかな白壁が美しい外観
パブリックスペースにアイランド型キッチンを新設しました。キッチンの下は、石貼りの床となっており、水をこぼしても安心な造りになっています。
奥に見えるのが中庭。この景観の為、広縁にはあまり柱が立っていません。
10m近い吹き抜けのセイロの間には、囲炉裏を作りました。
玄関の土間は三和土。土間の一部を石庭にしてあります。
