荒栄ブログ

「丸くて四角い茶碗」

2016/11/11

こんにちは。

社長の荒川です。

 

ひさしぶりに大好きな「お茶」のお話を書きます。

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最近出会った「お茶碗」……ですが

 

17世紀初め、野々村仁清(京焼)が作った茶碗を

それから300年後の大正から昭和の初め頃に

5代目の清水六兵衛(京焼)が写した物(複数)の1つになります。

 

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ちょっといいかな…と手に取って眺めていたら

不意に後ろから、ご声援(解説)を頂き

お買い物カゴに入れてしまいました。(笑)

 

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大正10年、京都

野々村仁清・尾形乾山・青木木米の追善法要にあわせた大茶会の際

特別会員用の記念品として作られたのが最初で

(その後、季刊誌「国華」の茶会用にも作られているそうです。)

本歌(本物)を実見された方々(先のご声援者)によると

仁清作と色・形・デザインがそっくりなんだそうです。

 

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優美・雅な茶碗の前を押す意図は(私には)判りませんが

形を歪ませる織部茶碗の影響があったのでしょうか。

見方によっては四角くも見えます。

 

私は、ふんわりしたプラチナ感と生き生きとした絵が気に入っています。

 

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