荒栄ブログ

雨過天青

2011/06/23

こんにちは。
社長の荒川です。

先日ブログに書いた「知られざる魯山人」を
気まぐれから「座敷」で読んでみました。
読書の合間に、
家の小さな庭を眺めたり、
お茶を飲んだりして、
「座敷」でゴロゴロすごしました。
この時季、
縁側の戸、襖や障子を開け放っておくと
ひんやり涼しい風が
すーっと通り過ぎていって
いくぶん大袈裟ではありますが、
日本に生まれ育って良かったなぁ・・・・なーんて思ったりします。
さて、
この20年余りで、
家づくりを考える際、「座敷」の優先順位は最下位?になった感があります。

昔(昭和50年代から平成の初め頃まで)は、
庭を眺める1等地に「縁側」「座敷」を配置することが
親父さん達の家づくりの絶対条件?でした。
が・・・
日当たりが良く、眺めの良い場所は、
家族が毎日使う部屋に・・・・との考えが主流となり、
また、冠婚葬祭は、お店や施設で行うことが多くなって、
使わない部屋は作らない・・・となり、
どんどん、「座敷」の地位(必要性)は低下してしまいました。
わが家でも、
なんとか、月に1~2度、
「座敷」の掃除と掛物の交換をするように心掛けていますが・・・
「天神さん」や「お雛さん」を飾る時しか、出番が無い状態です。

「座敷」は「趣味のもの」になったのかもしれません。
「趣味」になってしまったからこそ、
家に「座敷」を造ろうと・・・・お考えの方には、
小さくても良いので、「庭」
それと「縁側」「庇」も一緒に造ることをお薦めします。
建物・戸内である「座敷」は、
戸外である「庭」、中間の存在である「縁側・庇」があることで
その魅力(楽しみ・心地よさ)を発揮します。
梅雨に入り、
ざーっと雨が降ったかと思えば、晴れ間が広がったりと
日一日と、緑が濃く、深くなってきました。

魯山人の本を読み終え、
青磁の本を読んでいます。
中国の皇帝が愛した青磁の青は
「雨過天青 雲破処」と表現されます。
「雨が過ぎ去った後の、雲の切れ間から見える空の青」という意味だそうです。
この時季、梅雨の晴れ間の空を眺めてみませんか。

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