2014/08/29
こんにちは。
社長の荒川です。
お盆休みは、いかがお過ごしでしたか。
私は、
終日雨が降った日、
昔々からほったらかしのダンボール箱を開けてみました。
処分する物ばかりでしたが
中から・・・懐かしい物が出てきました。
今から37年前、
中学生だった時に、購入した釣り道具(リール)です。
形は異なりますが
どちらも、ABU社(スエーデン)のリールです。
性能うんぬんというよりは
リールの雰囲気に魅かれたことを憶えています。
古典的なデザインですが、
ドラッグ調整ノブ(注1)の位置など、
非常に実戦的なレイアウトになっています。
(注1)ドラッグ調整・・・万一?大きな魚がかかって
ぐいっと強く引いた時に
糸巻き部分の軸が逆転して糸を出すことによって
糸切れを防止する機能のこと。
(昔のレコードを聴いてる時みたいに)
リールを眺めていると
透き通る水の美しさ・緑陰の心地よさを思い出します。
あんまり、釣れた記憶は・・・ないですね。(笑)
左の写真は
24年前
内山邸(富山市 県民会館別館)の庭内にある「三入庵」の前で
(最初に習った)お茶の先生と一緒に撮ったものです。
私はお手伝い(濃茶のお点前)、
先生はお客様として来ておられました。
右側の出雲焼(長岡空権作)の刷毛目茶碗は・・・
3年前に、先生から「青春の思い出」(笑)として
贈られたお茶碗です。
お茶を習って2年目位(27年前)
自分のお稽古が終わり
水屋で、一生懸命拭いたところ・・・ぱきっと!割ってしまい
(右斜め下に)金継ぎ(注2)がしてあります。
(注2)・・・陶片を漆でつなぎ
その部分に金粉を蒔くことで
金線のように見せる技法
さて、
先日、先生がお亡くなりになりました。
家族葬に近いご葬儀の案内をいただき、
お礼とお別れを告げに行ってきました。
お通夜が始まる前のスライドショーは
お茶会の写真がほとんどで、先程の写真も流れていました。
寂しさよりも、懐かしく、楽しかった気持ちになりました。
参会の方々も、同じ思いをもたれたようでした。
石川先生、お世話になりました。
ありがとうございました。