2021/03/26
こんにちは。
社長の荒川です。
滑川市にあるカフェのカウンターから
穏やかな春の海を眺めていると
大雪だった今年の1月2月が遠い昔のように思われます。
厳しい冬の後だから
ひときわ春の到来がうれしく感じられます。
谷崎潤一郎はまともに読んだ記憶がなく。
美しい写真に魅かれて買ってしまいました。
内容は…
昭和の初め、生活文化の西洋化に伴って失われていく日本美を
1つ1つ美しい文章で綴っています。
子どもの頃に過ごした田舎の古民家…
薄暗く、冷たい空気に満ちた、ちょっと黴臭い座敷
夜咄(夜の茶事)の…
ロウソクや灯火のゆらめき、妖しく輝く金蒔絵
そんな自分の記憶と「陰翳礼讃」の文章や写真が重なります。
桜も開花しました。
静かに春を楽しみましょうか。