荒栄ブログ

「茶室」習作がスタート!

2011/10/11

こんにちは。
社長の荒川です。
春にブログで書いておりました「茶室」習作作りが始まりました。

「茶室」習作をご了解くださった庫裡(9月17日上棟 新築工事中)です。
「茶室」習作は庫裡の奥部分に作ります。
(現在、仮の柱で組んであります。)

「茶室」の材料(柱や垂木)の1部です。
柱には、京都北山の絞り丸太を選びました。

右側の柱の仕口(接合部)をご覧ください。
丸太同士の接合となる部分は、相手の丸太にあわせたカーブを描いています。
(何度も、現物あわせして、削っていきます。)
「ほぞ」(接合部のオス部分)の長さも通常より長くなります。
(右から2本目の柱も、「ほぞ」が長くなっています。)

大工の若瀬さんです。
勤続30年を超える職人さんで、
今春、60歳の定年を迎えましたが、
工場での加工を中心に、頑張ってもらっています。
写真は、欅の桁を加工中のところ。
現在、工事現場が大忙し・・・ということもあって、
「茶室」の刻み仕事を、若瀬さんがする流れになりました。
(若瀬さんは、若手がした方が良いという考えでしたが)
昔から、若瀬さんは、丸太を組んだ濡れ縁を得意としていたので、
今回の流れは、結果的には順当な気がしています。
そうそう、昔から
若瀬さんとは、大きな声で小さな喧嘩をよくしました。
(今回も1度ありました。)
なんとなく「ウマがあう」のだと思います(笑)

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